遺言 1
精神状態は悪化していく一方だ。
精神科にお世話になるという手もあるが、そこまでして自己延命して社会や周りの人間に何の得があるかという話。
ありがちだが、銭湯等に行って今の心境を包み隠さず話す事が1番特効薬な気がする(行く相手がいないが)。
最近、人に話しかけて無視されるという夢をよく見る。
日に日に、自分という存在が希薄になっていくのを感じる。
実体に戻れなくなった透明人間の様な気持ちだ。
ついこの間まで頻繁に会っていた友人でさえ、自分の事を完全に忘れているのではないか。
人類滅亡後の世界とは違う、絶望感。
だから、少しでも自分が存在していたという痕跡を残す為に、こうして今の状態を記録しようと思ったのだろう。
「話しかけてくれ、話したい事があるんだ」。
これを言う事が出来れば、どんなに楽になれる事か。
今書いてきた文章を見返せば見返す程メンヘラ中学生のツイートみたいで愚の骨頂だと思うが、正直に今の心境を表現するとこうなってしまう。
顔もムスッとしているし、マイナス志向だし、貧乏だし、不細工だし、人を惹きつける一芸もないし、魅力もないし、人脈もないし、トークスキルもない。更に人間関係を構築する為のコミュニティにも率先して参加してこなかったのだから今の境遇は当然といえるだろう。
ブログをかけば開き直れてスッキリするかと思ったけど、逆効果だった。
でも、これを読んだ方がほんの一部でも気持ちを理解してくれて、存在を認識してくれたのなら、